柔道近況報告(2007年7月9日)

 昨年9月に柔道を再開したものの通うのは月に1〜3回。週1回行けば体も慣れて練習も楽になるのにと考える今日この頃。

 心機一転、久々に行きました。行くのは結構決心が要ります。何故なら、会社が終わってから再びきつい思いをするよりは酒を飲んで寝転がってテレビでも見ていた方が楽でいいし。実際、柔道に行かなくてもテレビをごろごろ見るようなことはないのですが、駄々っ子が学校に行くのを嫌がるようなものかな。

 まあ、どちらにしても義務で練習に行っているのではなく、興味があるから。どこに興味があるかというと自分の体をコントロールすることを考えるからかな。現代は養老先生も言われるように電脳の世界?、頭だけの世界で生きているのを実感する。柔道を通して自分の体と外界を意識することが出来る。その中で自分の体をコントロールできずに上達もしない自分がまた、うれしい。黒帯はもうどうでもいいとも思っているし、練習できる現在が有難い。

 20時前に道場に行って、着替えて、一人で柔軟体操から。周りでは幼稚園から小学生まで凄い数の生徒が練習している。自分が入門したときはがらがらだったのに大きな変わりよう。一通り柔軟体操が終わって、最後の仕上げに仰向けに寝て、足を頭の上に来るように体を折り曲げていたらいきなり腹筋が攣り始める。柔軟体操だけで体は汗びっしょり。

 20時から中学生の部になり、立ち技3分×10本。前回、ぎちぎちに力んで組んだら非常に疲れたので、今日は軽く組んで軽く動くようにする。投げ技は前から駄目だったし、支吊込足も最近は効かないので、足払い専門でいく。思ったよりも結構決まりました。

 ところで周りを見ると中学生も3年は半数以上が黒帯を締めているし、大人も多くが黒帯。最近では黒帯に対する執着も無くなった気がします。諦めたのではなく、柔道が練習できることが喜びで、その練習の結果として黒帯が取れれば尚更結構という心境。

 立技の次は、組手の練習。受けは相手有利の組み手にさせないようにし、取は組んで直ぐに投げる。受けは投げられないように引き手を切る等に注意。1分単位で交代。いや〜、これはきつかった。攻撃を意識するときつい。柔道の基本は攻撃なんだけど。途中で大きなおっさん(失礼)が来て相手をしたけど、お互い力で動けないようにするばかりで完全に息が上がる。自分も体重が80kg近くあるけど、相手は90kg位あるんじゃないか?

 久々の練習で充分に汗をかきました。帰って風呂で頭を洗おうとしたら両手が痺れて頭皮が良く洗えない状態。

 次は投技を何か覚えないと面白くないので、内股を練習しようかな。とか、考えています。

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